2014年12月1日月曜日

ギャラクシー賞報道活動部門「制作者と語る会」

ギャラクシー賞報道活動部門委員会は「制作者と語る会」を30日(日)に開催した。大賞を受けたNHK広島放送局の「『里山資本主義』の提言と報道活動」は、無価値と思われてきた里山の資源を生かす新たな経済活動に光を当て、「本当の豊かさとは何か」を考えさせる提言報道。札幌テレビの「タンチョウ衝突死~保護活動への警鐘~」(選奨受賞)は、特別天然記念物のタンチョウが釧路湿原一帯で増え、列車とぶつかって死ぬ事故が相次いでいるため、その背景や保護活動のあり方を掘り下げた。テレビ朝日映像の「アーサー・ビナード 日本人を探して」(選奨受賞)は、BS朝日の報道番組「いま日本は」の企画コーナーで、日本語が達者なアメリカの詩人が全国各地を訪れ、伝統と風土に根ざす人々と対話を重ねたもようを写真で構成し、言葉の重みを際立たせる手法が新鮮だ。
 

昨年の「X年後」の南海放送伊東英朗さん同様、今年もいい出会いだった。NHK報道局 チーフ・プロデューサー(前NHK広島放送局勤務)の井上恭介さん、札幌テレビ放送報道部マネジャーの眞鍋浩史氏、「アーサー・ビナード 日本人を探して」ディレクターの松井亜芸子さん、ありがとう。今年は大賞の井上さんと壇上に上がっている間、放送批評懇談会の事務局長が撮ってくれた。こちらもなかなかないことなのでありがたい。
それらのもようは…
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