2018年7月24日火曜日

an explorer

「上ルートがダメなら下ルート、無駄の積み重ねの上に凄い世界の発見がある」…タイ洞窟救出の解説で有名になった吉田勝次さんの話を写真集発売イベントで聞けた。Google Earthがあり深海探査機があるいま、前人未踏の場所は確かに洞窟だけかもしれないが、「探検家は冒険家ではない」とも。やはり命をかけている人の言葉だ。#吉田勝次 #洞窟探検家 #地球探検社 #タイ洞窟 #ラオス洞窟 Likes:53 Comments:1  


 二子玉川の蔦屋家電2階で行われた写真集「洞窟探検家」(風濤社刊)の発売イベント。実は「世界最大級! ラオス絶景の未踏洞窟に挑む」と題した7/16のNHKの放送に興味を持って調べていたら、直に話が聞けるイベントがあるというので、行かなければならない3つの会合に不義理をしてまで出かけた次第。6/23〜7/10、世界中が注目したタイ北部の洞窟とは100kmしか離れていないラオス領内で、すでに3年前から準備していて、番組取材はあの騒動以前の3月。吉田さんたち8人の探検隊と取材班3人の荷物総量は1㌧に達し、オーバーチャージは110万円になったという。吉田さんが言うように、確かに前人未踏の快挙は無駄なルートの積み重ねと言えるし、「恐怖心が探究心を越えたときには潔く戻る」ことも大事だとも。やはり「探検家は冒険家ではない」という矜持のようなものを感じる。生と死の境界線、病気や排泄物、まだオープンにできない放送関連の話など、こういう話はいくつになってもワクワクして愉しいものだ。