あれは2004年だった。「中華街、山下町、元町よ、ありがとう」と、古びたむさ苦しい社屋をカラフルに彩ってもらったのは。太田町に移転する1か月前の4/4、サインを入れたその日の夜、撮って出しの「あっぱれ!
KANAGAWA大行進」でも紹介させてもらった。桜木町駅高架下のチョークの落書きから、横濱ジャズプロムナードのポスター、ジャズ喫茶ちぐさの壁面と、いつもわれわれのそばで元気をもらっていたのがウォールペインターの
#ロコ_サトシ 氏。その集大成を映像で残すプロジェクトが進んでいて、しかも今年は、トカラ列島の宝島で #日本最大級の壁画 に挑戦するという。横浜をあげてしっかり応援したい。https://camp-fire.jp/projects/view/627036... Likes:285 Comments:10 Share:11
facebookのコメントをたくさん寄せてもらったおかげで、改めて調べ直して、桜木町高架下の歴史を振り返ることができた。クラファンのサイトに1979年ごろの写真があるが、やはりあの素朴なモノクロのチョークの落書きが原点で、その後90年代にスプレー画が登場し、2007年には横浜市主催で壁画によるアート空間として開放した「桜木町 ON THE WALL」まで実施され、遊歩道整備の補強工事で順次姿を消すまでの30年間、落書きたちはわれわれを楽しませてくれた。ロコさんが描き始めたあの1.2kmが、日本のグラフィティ文化の「0kmポスト」になったということは間違いない。