ついに、ひる0時にアナログ波が止まった。厳密には災害に備えてきょう中はブルーバックの告知画面を送出し続け、本当にアナログ送信機の電源を落とすのは午前0時。地上アナログ放送58年半の歴史に幕をおろす日が来てしまった。民放連と総務省の未対応世帯の読みに差はあるが、確実に全国で千単位でなく、10万前後の万単位の世帯が残ってしまった現実はある。でもまずは「ありがとッ!」アナログテレビ。
facebook|Likes:35 Comments:2
この瞬間のために、受信相談対応で出勤していた技術局や編成局以外に、報道局、コンテンツ局、総務局、営業局、関連会社など30人近くが狭いマスター室に集まった。ウチのニュース取材班はもちろん、神奈川新聞の記者とカメラも来てくれた。アナログ停波の瞬間には誰からとはなく静かに拍手が。そのあと某記者が「ではこも樽で」と言いだしたので、私は「そういうことじゃないだろッ!」。でもみんな「ありがとッ!」
23:59をもって完全に地上アナログ放送が終了。周波数カードを出した後、砂嵐直前のテロップ。わが家に最後に残ったポータブルのCASIOのアナログテレビで大成仏を確認。
facebook|Likes:29 Comments:1