2011年7月24日日曜日

地上アナログ波終了の瞬間

ついに、ひる0時にアナログ波が止まった。厳密には災害に備えて​きょう中はブルーバックの告知画面を送出し続け、本当にアナログ​送信機の電源を落とすのは午前0時。地上アナログ放送58年半の​歴史に幕をおろす日が来てしまった。民放連と総務省の未対応世帯​の読みに差はあるが、確実に全国で千単位でなく、10万前後の万​単位の世帯が残ってしまった現実はある。でもまずは「ありがとッ!」アナログテレビ。
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この瞬間のために、受信相談対応で出勤していた技術局や編成局以外に、報道局、コンテンツ局、総務局、営業局、関連会社など30人近くが狭いマスター室に集まった。ウチのニュース取材班はもちろん、神奈川新聞の記者とカメラも来てくれた。アナログ停波の瞬間には誰からとはなく静かに拍手が。そのあと某記者が「ではこも樽で」と言いだしたので、私は「そういうことじゃないだろッ!」。でもみんな「ありがとッ!」
23:59をもって完全に地上アナログ放送が終了。周波数カー​ドを出した後、砂嵐直前のテロップ。わが家に最後に残ったポータ​ブルのCASIOのアナログテレビで大成仏を確認。
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