2017年8月26日土曜日

日本丸企画展と北仲盆踊り

(連投ご容赦)親父が日本丸の姉妹練習帆船・海王丸で使っていた帆縫掌革が出てきた。厚い帆布を縫うため親指の付け根に針を押しつけて使うもので、日本丸訓練センターにも飾ってある。みなと博物館での国重文指定記念企画展も来週9/3まで。今週は小中高時代に住んでいたすぐ近くの北仲キャナルパークで2回目の盆踊りがある。昨年お師匠さん(中央)と櫓に見立てたランドマークタワーが奇跡的に絶妙な位置で撮れた1枚は、ISO感度なんと12800(18mm・f/5・1/80)。今年も雨もようかも知れないが、あしたに順延もありうるので、16:00に下記でご確認を。 https://kitanakacanal.wixsite.com/kitanakahttps://www.facebook.com/kitanakacanalpark/
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昨年はランドマークタワーの上が隠れていたが、今年はしっかりテッペンまで見えた。その分日本一の櫓に見立てた構図は限定されてしまった。それにしても「アラメヤ音頭」のとき、たくさんシャッターを切っている。振り付けが画になっているからだろう。

2017年8月24日木曜日

それでも葬式無用戒名不用

会社で同期の諏訪圭司君とお別れした横浜市南部斎場の上空… 喪主の兄上や、高校で3年間クラス替えがなく濃密に親交を深めたという彼の同級生たちと、きのうの通夜からきょうの火葬場まで、じっくり昔話を聞きながら弔うことができた。それでも、わがままな私の場合は以前から言っている「葬式無用戒名不用」でお願いしたい。facebook | Likes:94 Comments:12







司馬遼太郎は「ひじょうに古い形の神道…というものが、いまだにわれわれのなかにあるのじゃないか。一つの神道的な空間というものが日本人にあって、その上に仏教がやってきたり、儒教がやってきたりするけれども、神道的な空間だけは揺るがないという感じじゃないでしょうか」と言う。私も「生まれたときは神道、結婚は神道かキリスト教、死ぬときは仏教」といういい加減さより、司馬さんの考えに近い。藤原新也が沖ノ島で「原始の森を貫く参道は、陽がさえぎられ、ひんやりとした空気に包まれている。人によっては『神気』と感じるかも知れない」と書いているような、大自然を畏怖する原始的な宗教観くらいは私にもあるからだ。(下記は朝日新聞17年7月18日付夕刊)

2017年8月20日日曜日

「海を渡ったサーカス芸人」

現役時代、ボツになった企画は野毛のヤマほどある。明治時代「海を渡ったサーカス芸人」は千人以上いて、その一人の沢田豊にスポットをあてた番組を企てたが、愛知生まれで長崎から旅立った芸人を追えるほど余裕はなく断念した。四半世紀近く前に読んだこのマスターピースの作者・大島幹雄さんの講演を雷鳴とどろく寿町の水族館劇場で聴くことができた。実は91年に沢田氏の息子マンフレッド氏が野毛大道芸に特別ゲストとして招かれているという縁もあったのに、どの局もフォローしていないこんな逸話を追いかけるドキュメンタリストはいないものだろうか。ぜひとも応援したい。facebook | Likes:126 Comments:5 Share:1






























9/1〜5、13〜17に桃山巴氏率いる水族館劇場が公演した。「もうひとつの この丗のような夢 寿町最終未完成版」だ。寿町福祉会館が再来年2019年2月に完成する予定で、9月末から着工する場所がなかったら、いくら「OUT OF TRIENNALE」で横浜市が呼びかけても実現しなかったろう。野外劇にこだわり、数トンにもおよぶ水を使った演出の水族館劇場は寿町だからこそ実現できたのではないだろうか。風兄宇内と千代次の演技は鬼気迫るものがあった。

2017年8月12日土曜日

緑十字機 決死の飛行

この本に出会ったのは1年前のテレビ朝日「ザ・スクープSP」。終戦の降伏勅使が緑十字機でマニラに派遣され、帰途、謎の不時着をしながらも辛うじて調布にたどり着くまでを克明に描いていて、すぐに磐田市の郷土史家の岡部英一さんに連絡して原作本を送っていただいた。テレビの構成作家が書いたような、そのまま番組になる、しかも10年間かけて精緻に取材した第一級の終戦秘話だと思い、GALAC12月号には原作に重点を置いて書かせてもらった。その地元静岡朝日放送で11月に放送した「平和へのラストフライト」が、テレビ神奈川でも13日(日)20:55〜21:50にOA。岡部さんもテレ朝より多く出演されているようで楽しみだ。facebook | Likes:77 Comments:14 Share:7




2年前に送ってもらったのは下の自費出版された「緑十字機の記録」。今年6月、約100頁追加した再、再、再改定版が静岡新聞から出版され、いまではAmazonでも買える。帯の説明はこちらの方が内容を表していると思うけど、一般発売ではこのようにキャッチーな帯にしないと売れないと思うのだろうか、やや残念な気がする。

2017年8月8日火曜日

ホッチポッチミュージックフェスティバル

10/15に開催する9回目の「ホッチポッチミュージックフェスティバル」。延べ4万人を記録した昨年までは横浜市からの補助金を受けて実施してきましたが、年々補助金額が見直され、このままでは理想とする形での開催ができません。そこで今年はクラウドファンディングにチャレンジします。仕組み上、目標金額100万円に1円でも達しなければ、集まった資金は全て返金されてしまいます。もし共感いただけましたら、ご協力・ご支援いただけますと助かります。
▼クラウドファンディング https://readyfor.jp/projects/13421
▼ホッチポッチミュージックフェスティバル http://www.arcship.jp/nihon-street/
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2017年8月3日木曜日

Jack & Whaler's Wharf

Jack Daniel’sのロゴを悪戯。横浜市開港記念会館100周年の記念誌「『ジャックの塔』100年物語」で、アナウンサーの渡辺真理さんが実家の所有していた店について書いている。父上のお通夜の晩に不審火で焼けた店の中から関東大震災で倒壊した建物の一部が発見され、それが明治時代に建てられた開通合名会社という日本人商社であることがわかり、いまは貴重な歴史的遺産として保存されているのだ。そんなこととは知らずこの場所にあったWhaler’s Wharfでよく飲んでいた。Jackの「No.7」がレシピ番号という説もおもしろいが、渡辺さんの話もちょっといい話なので読んでもらいたい(14〜15頁)。facebook | Likes:114 Comments:6

 
 
実はこの写真、陽の当たり方もレイアウトもよくなくて、撮り直しに行っている。
さらに反則技で電線やビルを消している。もとの写真はこれだが、ホント便利になったものだ。