2015年8月4日火曜日

Hawaii Tribune-Herald紙にも

ヒロのPacific Tsunami MuseumのMurray館長も動いてくれて7月末、地元紙に掲載されたが、やっと伝承館サイトなどにもアップして和訳もできた。「人は学問をいつも覚えていられないかも知れないが、物語は覚えているものだ」…なかなかいいコメント。


津波博物館姉妹関係を結ぶ(2015年7月29日付 Hawaii Tribune-Herald紙)
 ヒロ市の太平洋津波博物館は日本の岩手県にある大船渡津波伝承館と姉妹関係を結ぶ合意文書に調印した。
 日本からの訪問団は大船渡津波伝承館の設立者で館長の齊藤賢治、監査役の福島俊彦、ちょうどISOPE(国際海洋極地工学会議)でドローンによる津波早期警戒システムを発表した直後の林優各氏で、両館の代表者は6月25日に太平洋津波博物館で合意の覚書に調印するために会談した。
 太平洋津波博物館のMarlene Murray館長は「両館は、津波教育と命を救うための意識を向上させるというほぼ同じミッションを掲げていて、両館が相互に有益なパートナーシップを結ぶことに非常に興奮している」と語っていて、さらに「まず最初に取り組むことは生存者の物語を交換しあうことで、そこには学ぶべき多くの教訓がある。人は学問をいつも覚えていられないかも知れないが、物語は覚えているものだ」とも言っている。
 太平洋津波博物館は、科学や歴史や個人の体験談を通じて、津波に対する認知度や教育を向上させることを専門にした非営利の博物館で、Kamehameha通130、火曜日から土曜日の午前10時から午後4時まで開館している。詳しくは935-0926まで。

写真は左から太平洋津波博物館理事長Jim Wilson、同館長Marlene Murray、大船渡津波博物館設立者で館長の齊藤賢治。
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(今までの新聞)