2012年12月31日月曜日

真北と磁北


今年は体内の地軸がずれていたことにやっと気づかされた。地球の自転軸の真北と地磁気による磁北がずれているのと同じ。北と思っていた方向に向かうことをやめて、半年間真北に修正を図っているが、まだ何度ずれていたのかもわからない。河田町時代の正月特番、山下町時代の年越しライブから太田町時代のYB特番まで、ほぼ40年間家で1年をゆっくり振り返ることすらしなかったけど、今年は違う。あしたからの新たな針路に身を引き締めてかかろう……
ナポリタン学会事務局長に活動回顧録をシェアしろと命ぜられたので、ついでに大晦日らしい一丁前のコメントを書いてみました。ではみなさん、良いお年を。
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2012年12月27日木曜日

新市庁舎整備基本構想案の市民意見募集開始

きょう横浜市は「新市庁舎整備基本構想(案)」の市民意見募集を開始した。「本編」も「概要版パンフレット」もしっかり読んで、電子申請で意見、要望を出すつもり。来年1月28日23時59分までだ。

「新市庁舎整備基本構想(案)本編」にはこんな図が。北仲通南地区も港町地区も1859年までは沼地だったことがわかる。
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2012年12月26日水曜日

2012年自分新聞発行

facebook自体のコンテンツに「自分の2012年のまとめ」があって、クリック一発で年間の投稿のハイライトが表示され、一年を振り返るためにはいいサービスだ。特に6月会社を退任するという転換期だった私には極めて感慨深いものがある。最近、このコンテンツで発信する人が増えてきて、あぁ年末なんだと実感する。そこに、グローバルアストロラインズ社が「自分新聞」というサービスの提供を開始し、これを利用してfb投稿する人も目立ってきた。ただ、こういうソフトの場合、往々にして自動的に公開されてしまうのだが、一応公開先を選べ、最終的に自動生成された内容も確認した上で公開ボタンを押すか、押さないかを選択できるので試してみた。(facebook未投稿)

トップ記事は最多「いいね!」投稿、その下には最多コメントの投稿が自動的に選択され、最初に「いいね!」やコメントした人を少しおちょくってニヤリとさせる工夫がある。さらに最頻出の言葉を並べて流行語大賞としてみたり、「いいね!」の多い愛読者もランキングされ、編集後記では友だち数や「いいね!」総数が抽出され、誰もが一度facebookを見過ぎだと自省したであろうことまでをネタにした回顧録まである。もちろん何パターンかは用意されているのだろうが、同じようにいじられているのも見受けられ、そのあたりが改善点だろう。これからは属性などをトリガーにして、もっと記事パターンを増やせれば、かなりの人気になると思う。私の場合、仕事関連、被災地支援関連のマジメな内容が多いので、おちょくられても面白くないし、自分の投稿の統計記録を手許に残すのが目的だったのでfbには投稿しなかった。

12/26までのデータ
最多「いいね!」数:278(白井貴子さんタグづけのおかげ)、最多コメント数:89(この退任表明時の「いいね!」145が実力、普段の投稿はせいぜい5,60)、友だち数:603、総「いいね!」数:4380

横浜名画座60周年の会

シネマジャック&ベティの前身・横浜名画座60周年の会での収穫。ほとんど知られていない詩人だが「にせきちがい」を書いた濱田嬌太郎が前支配人福寿祁久雄さんの叔父であることを、神奈川新聞の服部宏さんが挨拶の中で教えてくれた。ほかにも心があたたかくなる映画好きがたくさん集まった、とてもいい会。おまけに最後は新しいロゴ看板の点灯式で〆るなんて、梶原俊幸現支配人もやるね。(facebook未投稿)


ジャック&ベティの1階で見かけた看板。テナントのART Lab OVAでは一人でもこんなツアーやってくれるそうだ。横濱フューチャーカフェのディープ吉田チームでツアー組むかな。

2012年12月25日火曜日

一本松再生作業を初公開

来年3.11に陸前高田の一本松が再生されることになっているが、これを請負った乃村工藝社が相模原でその作業をtvkニュースをはじめ報道陣に初公開。一本松の音頭をつくった白井貴子さんも各社の記者に負けじと取材していた。このもようはきょうのニュース545と930で。「松の花音頭」CD売上も保存募金に寄付されている。
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本家白井さんの投稿では、「全てを知っている凄い松!鉄骨入りで復活!世界ではじめて『アトムになる一本松!』」と書いていてさすがだ。

友だちの多い人(白井さんは5000人)をタグづけすると、実力の数倍の人にいいね!をもらうことに脅威も感じたので、無闇に使ってはいけないと改めて思った。しかし、自分の交友関係以外の人に広く知らせたいときや、その人になりかわって知らせる場合には極めて便利な機能だ。

こういう客観的に知ってほしい情報や、逆にプライベートな友だちとの飲み会程度の話なら罪はないと思うが、少しでも主義主張に関わるような場合、タグづけを利用するのは御法度だろう。だって勝手に「○○さんと一緒です」とまで出てしまうのだから。

効果的であるがゆえに運用には十分気をつけなければならない。視聴率同様、いいね!の数値勝負的なことにこだわってもいけないし、ましてやタグづけでいいね!の数を増やそうなんて思うのはもってのほか、と当たり前だが重要なのは番組同様情報の中味であると肝に銘じた。

やりとりしたコメントでは、「県内でも映らない区域があるのは残念」と、HPのニュースのリンク先まで出してもらったI岡さんに、私「県内でも山かげなどで映らない東京局もあり、それが直進性の強いUHF波の悩みなのです。HPのリンク先まですみません。なお、動画は夕方分ですがこちらにあります」と、いまなおまるで現役時代のような擁護発言に自ら苦笑。31日には自動消去されるが、
HPニュースサイトは http://www.tvk-yokohama.com/tvknews/news0.php#0016554 、ニュース動画サイトは  http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/2012/12/25/post-316.html から。

2012年12月19日水曜日

白井貴子さん黒岩知事に松の花音頭CD贈呈

白井貴子さんが先ほど県庁で黒岩知事に「松の花音頭」CDを贈呈。陸前高田市からもマスコットキャラクター・たかたのゆめちゃんほか数十人が駆けつけてくれ、海老名の県立中央農業高等学校生たちも太鼓で参加。本庁舎3階大会議場は大変なもりあがり。このもようはニュース930で。tvk報道部は来週25日、乃村工藝相模原工場でも一本松再生中のもようを取材することにしている。
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実はこの大会議場、今年の1/30にがれき受け入れ対話広場が行われたところ。華やかなれど、ゆるキャラなれど、とても複雑な思い。 戸羽市長は来てもらえなかったけど、出身地の松田町長にも松の花音頭CDを受け取ってもらった。12月上旬で6000万円集まった一本松保存募金だが、実は1.5億円必要。

2012年12月18日火曜日

さらば神奈川新聞!?

iPhone5機種変で世話になったPC DPOTのまわし者みたいだが、新サービスがおトクすぎるので紹介。毎月2572円以上の会員になると、複数PCのウイルス対策、もろもろサポート、Wi-Fiの親機・中継機無料レンタルなどに加え、神奈川新聞が3年間無料(4年目から月300円)で読める。悪いけど宅配3100円は早速解約した。ただ、あまり知られてないためか、手続きにやたらと時間がかかる。読者や消費者にはありがたいサービスなのだが、3年間無料にして大丈夫か神奈川新聞。対応力強化をがんばれるかPC DEPOT。
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2012年12月13日木曜日

キタナカ始動はいいが

役所や森ビルとの縁はないキタナカだが、ここ1ヵ月の北仲通再開発の動きに触れないわけにはいかない。11月8日に市庁舎整備計画の3案4パターンが出揃い、横浜市は11月末、北仲通南地区案とする方針を決めたたようだ。これを受けるように、森ビルなどは中断していた北仲通北地区の開発事業にめどが立ったと、けさの神奈川新聞は報じている。秋には断念するか継続するかの判断を表明すると言っていた森ビルだが、やはり役所の動向を見ての結果だろう。20カ所に分散した機能が集約されて利便性が高まり、森ビルなどにより北仲通の存在感が増すことは歓迎なのだが、旧市庁舎に大学を本当に誘致できるのか、関内に空いてしまう年間20億円分のテナントが埋まるのか、などの疑問は尽きない。北仲通の元住人として刮目して横浜の10年先を見て行かなければと、思いを新たにした。
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市庁舎移転計画が「北仲通南地区」に決定したと報じた11/30付の神奈川新聞(左下)と12/1付の朝日新聞
市庁舎整備計画3案4パターンが出そろったことを報じた11/9付の朝日新聞と神奈川新聞(右下)

2012年12月9日日曜日

志賀信夫さんとYCCと黄金町

放送批評懇談会の理事長を30年にわたって務められた志賀さんが亡くなられ、tvkの日韓共同制作ドラマをつくってもらっている大山勝美さんなど、創り手の大先輩がずらりと揃った会に出席。50年前に志賀さんが創設したギャラクシー賞の選奨委員の末席に今はいるが、慧眼の士たちからすればまだまだ小僧だ。360度扇風機と言われた志賀さんだが、常に厳しく批評する透徹した眼差しを持っていた志賀さんの書を前にして、自立はしているが、本当に信念を持ち続けているかと自省した。
この日は、その足でヨコハマ創造都市センターのセミナー「創造都市の新しいかたち」に。櫻井淳計画工房が事務局となって、札幌、十和田、神戸で活躍しているアーバンデザイナー3名を呼び、地元でがんばっている岡田勉、山野真悟、池田修各氏らと対談してもらう企画だ。創造都市にするために、映像作家やアニメクリエーターや建築家などのクリエーティブな人間を多く抱擁することに注意が向いていたが、実はこういうセミナーや懇親会でどうすればいいかを考えること、考える場をどれだけ多く持っているかも大事だと痛感。
明けて9日には役所の若手との勉強会「なぎさ会」を主宰している秋元康幸さんが、黄金町ツアーをやるというので交ぜてもらった。地元小学校生としては立ち入り禁止地区だったし、ここ8年の浄化運動のキーマンに話を聞きに来たことはあるものの、ゆっくり街を歩き楽しむにはいい機会だった。ただ、せっかくギャラリーなどへ転換できた店(赤色の模型)が増えたものの、新手の商売でまた暴力団が戻って来はじめていることが残念だ。
(facebook未投稿)

2012年12月7日金曜日

三陸沖M7.3

17時18分、誰もがまたかっと思った揺れだった。私のfbは「震災関係」というカテゴリーをつくってあるので、そこではすごい勢いで情報を流し、行動していることがわかる。ある人はすぐに避難所で炊き出しを始めたと言っていたし、ある人は市民の避難も早く、役所の広報も早かったと評価していた。何人かには直接fbメッセージでお見舞いしたが、みんなすぐに大丈夫と返信してくれ、満潮時刻前に警報が解除されて本当に安心した。
折しも陸山高田市の一本松がきのう6日、いよいよ根っこまで掘り起こされ、今朝も来年の3.11に向けた保存作業が本格化したと各紙が伝えていたところだ。乃村工藝社の相模原工場で一本松上部の再生作業が続いていて、総選挙が終わったらtvk報道部のA木記者が取材してくれることになっているから、完成までの過程も追えるようだ。期待しよう。(記事は岩手日報)
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一本松は確かに新たなステージに入ったが、総工費は約1億5,000万のうち、まだ6,054万円の寄付しか集まっていないというのも現実(三陸経済新聞 http://sanriku.keizai.biz/headline/527/ )。

2012年12月6日木曜日

GALAC1月号

5ヵ月前、ヤクザな放送業から足を洗って堅気になった私ですが、一つだけ業界の関わりを残してます。きょう発売のGALAC1月号に、ギャラクシー賞選奨委員としての責任枠で書いた駄文が載りました。「小粒でもピリリと辛い報道活動を」と題し、全国に13ある独立テレビ局の報道をレポートしたものですが、新年特集「テレビを語る書物たち」の方は大変参考になります。残念ながら書店には置いてない雑誌なので取り寄せか、Amazonでの注文となります(780円)。貧乏な放送批評懇談会なので、ここでの本文掲載はやめておきますが、業界の方は編成や総務に何冊かあると思うので読んでもらえると幸いです。
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9月号のマツコ・デラックス、12月号の頼朝役岡田将生などの旬な顔で、しかも誰でも黒の衣裳というGALACの表紙。毎月の楽しみの一つなんだけど、正直何で松平健なの?と思ったら、1/3放送の時代劇専門チャンネル「鬼平外伝 正月四日の客」で、4年ぶりの時代劇の主役とのこと。

2012年12月2日日曜日

映画「君はヒヨシを見たか!!」


映劇にゅうくりあを主宰している同級生の泉谷渉君が製作した映画「君はヒヨシを見たか!!」を、伊勢佐木町のクロスストリートで観た。戦前は押しも押されもせぬ大スターの日吉良太郎だが、戦後はなぜか完全に演劇界から姿を消し、われわれの生まれた1951年に亡くなっている。彼の常打ち小屋だった敷島座もワンブロック関内よりで、いまはBoutiqueQuestionになっているところにあり、クロスストリートで5日間にわたって公開した意味があった。地元素材発掘と単なる謎解きではないストーリー仕立ては、半導体などの新聞社の社長業のかたわら芝居と座付作家を続けている泉谷君ならではだ。ただ、十分な資金と時間がなかったゆえの不完全さは残念だった。新たな横浜の宝物を示してくれ、その記録を映像に固定する価値は十分にあったので、倒叙法で編集し直したい衝動にかられたけど、やはりそれでは映画でなく、単なるテレビの推理ドラマになってしまうのかも知れない。
(facebook未投稿)

2012年12月1日土曜日

イマヨコNAVIサブツアー「横浜最高峰を歩く」

横浜市最高峰の大丸山(156.8m)にイマヨコNAVIメンバー4名と行ってきた。第二峰の円海山(153.3m)で昼食をとり、遅れてきたI井君と大丸山で奇跡的に合流でき、金沢文庫に下りて市場食堂で宴会という半日。同じ横浜でも先日の都市デザインツアーとは違った趣だが、ここにも先人の田村明氏のまちづくり手法があったと、メンバーのY田さんが調べてきてくれた。曰く「一人あたりの緑地面積が低い横浜で、市民の森という戦略的に緑地を確保するために、まとまった山林を複数の地主と市が協定を結び、固定資産税等相当額を奨励金として交付し、管理運営も地主や地元住人による運営委員会に委託するという手法を編み出した」とのこと。