2010年末、チュニジアから火がついた民主化運動の「アラブの春」、この原動力の一つがfacebookだったことは記憶に新しいし、これに刺激されて私も2011年1月18日に登録、しばらく何もしなかったが3.11をきっかけに17日から発信をはじめた。しかし、このアラブの春が2年後、アルジェリア南東部イナメナスでの邦人人質殺害事件につながったという米経済誌の警告に愕然とした。エジプトのムバラク大統領、リビアのカダフィ大佐を倒した民主化の波が、それまで弾圧されていたイスラム勢力主導の政権を誕生させ、ひいては過激派が跋扈しやすい土壌を生んだという説だ。信じたくない説だが、遠い北アフリカの異教徒の地では想定しなければならないことなのかも知れない。1/20カイロ発共同記事を読んで。
facebook|Likes:33 Comments:5 Share:1