2013年6月19日水曜日

Take Notes | 伝承館チラシ絶賛印刷中。

21日からの「大船渡市の今を知る展示会」(相模大野駅前ボーノ3階)で配ってもらう津波伝承館チラシ印刷が間に合わないので、atelierGERDAは大量出力中。来週の丸ノ内でお披露目する「青空市場」の長尺CMもどきの編集もはじめたところなので、MacBookAirで出力を指示し、iMacでビデオ編集しながら、サブモニターでインタビューをテキスト化するというフル操業中なのに、なぜか閑話休題でTakeNotes。
俳優の永島敏行氏が代表を務める青空市場。20年ほど前に秋田で米作りをはじめたが、自分は本当に農業を知らないなと思い、楽しく農業を伝えるにはどうしたらいいか考えたという。それは生産者と消費者が直接会うことだと思って10年近く前に市場を開いたそうだ。丸ノ内は日本の中心地だが、土から一番遠い場所でもある。豊かな土からできたおいしい野菜や果物などを、ここで働いている人たちに十分楽しんでもらいたいと思って市場を開設しているそうだ。

実はこの文章、字幕用に1分強のインタビューを書き起こしたテキストを使っている。テロップ化されたテキストを、ネット用にも使ってfbに出す。昔から一人でコツコツやっているのが楽しい人間だったが、今回も撮影からテキスト化にビデオ編集、果ては傍らでチラシ出力という、家内制手工業のデパートみたいな生活で、まさに至福の時である。

ただ、古くはビデオジャーナリストの危険性として独善が指摘されていたように、こういう報道以外の作業ですら、他人の目を通さない危険性を孕んでいる。出演者の言いたいニュアンスを曲げて伝えてしまう恐れから、小さくはテロップミスまで。ただ、いまは本当に便利になったもので、書き出したファイルが仮に数ギガあっても、無料の大容量ファイル置き場にアップロードしておけば、離れている関係者がほぼリアルタイムでチェックできるのだから、心がけ一つである程度の危険性は回避できるというもの。
さて、今回の仕上がりはどうなるだろう。2分強の単なるCMにはしたくないので、ビデオクリップ的要素もちりばめてみるつもりだ。津波伝承館 に善意で協力してくれているとはいえ、相手はプロの俳優だ。それなりの工夫で納得してもらわなければならない。来週前半にやりとりするビデオの完成度を上 げておくために、金土日曜日と飲み会が続くし、早めに追い込んでおかなければ。こうやっている間にチラシの片面が200枚刷れた。さぁ、編集に戻るとしよう。facebook|Likes:47 Comments:4