臨海鉄道そのものの存在も、本牧の機関車庫でSLが静態保存されていることも知らなかったので、開業50周年で初めて一般公開された神奈川臨海鉄道の横浜本牧駅に26日に行ってみたのでTake Notes。
公開されたSLは1938年製のC56形139号機。もらった資料の「配置表」によると、山口県下松市の日立笠戸工場で製造され、戦前は北海道や、岡山、新潟、広島県の機関区に所属、戦後は広島と鹿児島機関区に配置され、64年に横浜機関区で車両除籍されたとある。
その後、国分寺にあった国鉄中央鉄道学園で教習車となり、86年神奈川臨海鉄道に売却され、いまは地元ボランティアによって清掃、整備、保存されている。機関区名を表す区名板の「濱」の字がうれしい(横では横川機関区、マニア間では数万〜数十万円の値がついている)が、鉄男でなくてよかった。すぐ探して買っていたかも知れない。
JR貨物と、その先に全国10の臨海鉄道会社があることは、なかなか縁がないので知られていない。しかも、除籍後国分寺に行っているにもかかわらず、この本牧で保存されているのは、横浜機関区の縁ゆえなのか調べてみたくなった。なお、鶴見臨港鉄道だったJR鶴見線や、東京臨海高速鉄道りんかい線は法令などに基づく地方鉄道ではないため、臨海鉄道には分類されないという。
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その後、国分寺にあった国鉄中央鉄道学園で教習車となり、86年神奈川臨海鉄道に売却され、いまは地元ボランティアによって清掃、整備、保存されている。機関区名を表す区名板の「濱」の字がうれしい(横では横川機関区、マニア間では数万〜数十万円の値がついている)が、鉄男でなくてよかった。すぐ探して買っていたかも知れない。
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