2011年5月11日水曜日

朝から失礼、ウンチ話

彼女たちに筆舌の手段はないが、それに尽くしがたい40日間の被災生活から、ウンチがずっとゆるい。獣医で検査してもらっても問題はなかったので、やはりストレス性としか考えられない。
 
震災から2カ月、ウチで預かって18日目のけさ、やっと完全に普通のが出た。段々固めになってきてたから、もう大丈夫だろう。 そんな心身ともにほぼ正常に戻って嬉しい朝、弁天通りでこんな立て札を見てフン慨。確かにマナー違反の散歩も多いだろうが、街路樹の支柱に打ちつけ、こんな表現力しかない人こそ、被災地強制労働を科したい。 
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【コメントから】
Ueda Yuri:こないだ、たまたまYoutubeでとてもひどい動画を見てしまいました。「犬は害獣です。避難所に連れてこないでください。」という題名だったか、その動画の内容たるもの、胸が痛くなるものでした。被災された方の投稿なのかもしれないので、あまり多くのことを申し上げられませんが、心に何か闇を感じる内容でした。

もちろん、マナー違反はあってはいけないし、私も自分の家の前に糞尿をされるのは悲しいです。でも、うちの近所は実は老人ばかりが住んでいる場所で杖をついてお散歩している方や目の見えない方が普通のわんちゃんを散歩している姿をお見かけします。うちは母がほとんど歩くのが困難なので、もしかしたらそういうご老人達はうんちを拾いたくても拾えないのかなと思うことにして、代わりに自分が拾って帰ります。

みんなが自分本位でなく、見えない相手の立場を思いやること、相手の言葉の裏に本当は何が隠れているのかな? そこまで考えることができるようになったらいいのになっていつも思っているんです。それは言葉を話せないワンコと暮らすようになってから自分にできたクセです。だからちょこに感謝なのです。


【これに対して私】
UKC JAPANの細代表は「避難所で一緒に居られるからと喜べない。長期化するとペットにあたる人が増え、虐待が始まるからだ」と言ってます。

それにしてもUedaさん、すばらしい。やなせたかし氏は「アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても『正しいこと』には変わりません。絶対的な正義なのです」と言う。
互いに罰を与えようと思うことがいけないのであって、いますべき絶対的に『正しいこと』を実行する方が先決なんですね。勉強になります。