2015年11月12日木曜日

平松淑郎さんを悼む

​お隣の方に「旦夕(たんせき)に迫る」と言われた直後の11月6日に心不全で亡くなった平松淑郎さん(享年85歳)、何か予感されていたのだろうか。「夕方か明朝かというほど事態がさしせまっている」という意味で「命(めい)旦夕に迫る」と使うようで、本当に何でもよくご存知の方だった。会社の35年史に短いけどきりりと引き締まったコラムを寄せられタイトルにも唸らされたが、会社の正史に対し「別の面から見た社史も作れ」と言われて「稗史」という言葉も教えてもらった。瀬川昌久さんの氷川丸イベントに合わせて11/29に出版する「日本のジャズは横浜から始まった」のコラムにその言葉を使って少し書かせてもらったが、きょうはこれからその最終校正。facebook | Likes:49 Comments:4