2019年10月1日火曜日

按針抄⑥ 漱石の猫の死亡通知に倣って

早朝、体長4㌢近い瀕死の #オオスズメバチ を発見、オスだったので刺される危険性がないとわかり観察を続けたが、昼過ぎ逝去、手篤く葬ったという究極のヒマネタで申しわけない。 #漱石 の猫の死亡通知に倣い、「光栄にも知り合えたオオスズメバチ君は患っていて、快復がかなわず、本日いつの間にかバルコニイにて逝去。埋葬は少しでも涼しい日陰に移し、ハイビスカスの鉢で執り行った。ただし主人GALAXY原稿執筆中につきご会葬にはおよばない。十月一日 以上」 Likes:119 Comments:4






漱石の原文はこちら「辱知猫儀久々病氣の処、療養不相叶、昨夜いつの間にか裏の物置のヘッツイの上にて逝去致候。埋葬の儀は車屋をたのみ蜜柑箱へ入れて裏の庭先にて執行仕候。但主人『三四郎』執筆中につき御會葬には及び不申候。九月十四日 以上」