2011年5月8日日曜日

サンテレビの「東日本大震災"被災地"から被災地へ」を放送

同じ独立局のサンテレビが特番「東日本大震災 "被災地"から被災地へ」を制作、tvkでもきょう20:00~20:55放送できた。阪神・淡路大震災で被災した局の経験と、自らも被災した16年前に、駆けつけたボランティアに料理を提供することから始まった金田真須美さんのボランティアネットワークの視点で、神戸から"お返しに"応援に入った人たちを丁寧に描いていた。ただただ脱帽。 facebookLikes:10 Comments:4
 

サンテレビが震災特番 ボランティアの活動を追う(神戸新聞4/30)
 16年前、阪神・淡路大震災の被災者支援にあたったボランティアが東日本大震災の被災地で活動する様子を取材したドキュメンタリー番組「東日本大震災 “被災地”から被災地へ」をサンテレビ(神戸市)が制作し、5月1日に放送する。阪神・淡路を契機に生まれたボランティアのつながりが、東北でも機能していることをリポートする。
 震災から1週間目と1カ月目の2回、記者やカメラマンら4人が東北入り。宮城県石巻市の避難所などを、約2週間にわたって車などで寝泊まりしながら取材した。
 番組は、避難所に入ったボランティアグループ「チーム神戸」代表の金田真須美さんが仲間に頼んで衣類を手配し、被災者に配る姿などを伝える。各地の災害被災地で知り合ったボランティアたちが宮城で再会し、一緒にがれきを取り除く様子も撮影した。
 16年前も取材した鎌田一成カメラマン(50)は「阪神・淡路の時は勝手連的だったボランティア活動が、成熟したネットワークになっていると感じた。少しだけ明るさが見えた」と話している。
 放映は午後2時~2時55分。5月中に関東や京都、三重の提携局でも放送される。(金川 篤)