2011年7月10日日曜日

陸前高田の一本松に元気をもらってきた

8月6日から21日まで野毛で開催される「Hana*Hana Festival」用に、白井貴子さんが陸前高田から廃材をもらってきて太鼓をつくりたいというので、きのう一ノ関で合流して陸前高田市へ。FB仲間の川堀さんが3日に通ったルートだったので 、カーナビより川堀さんに案内された感じ。緑あふれる山間部を抜けて突然開けるとすぐ気仙川。ここからがまだまだ凄まじい。きょうは竹駒小学校の避難所を見舞い、シンボル化した一本松に元気をもらい、帰りがけ片づけが遅れている気仙沼をまわってJNN三陸支局を陣中見舞いし、いま帰りの新幹線。
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実はこの1本、7万本のうちの1本であることを、竹駒小学校の避難所で教えられた。「高田松原ものがたり」 という高田活版から出ている本を地元の方に見せてもらい、驚愕の事実を知った次第。なんとあの1本の横には2キロに及ぶ白砂青松の松林があったのだが、完全に消滅してしまっている。でも、明治、昭和、チリ沖、東日本と、全てに負けなかったこの1本だけで伝えられると思ったので、松たちやガレキの惨状はアップする気になってない。下はライオンズの森公園展望台の案内板にある在りし日の高田松原。