2013年8月12日月曜日

Take Notes | バーチャル伝承館を検討しましょうか

日曜日に見学ツアーに行くホテル、ニューグランド独特の「ニューグランド・ブルー」の調べものをしていたら、ロイヤル・ブルー〜ロイヤル・コペンハーゲンへと興味が広がり、ついにバーチャルなロイヤル・コペンハーゲン・ミュージアムに行き着いてしまった。世の中、暑天なお盆休みで、夜は猛烈な雷雨に見舞われたけど、一服の清涼剤的eミュージアムを紹介するTakeNotes。
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ロイヤル・コペンハーゲンのブルーは、ロイヤル・ブルーかコバルト・ブルーかという単純な疑問で、公式HPに行ったのがキッカケで、そんな疑問を忘れさせる時間をもらえた。ただ、3DCGの読み込みに入口でまず3分くらい待たされたり、それぞれの展示の詳細をクリックするたびに入口ほどではないが、いちいち待たされるのは玉にキズ。

エントランス・ロビーには、CEOの挨拶や沿革とミュージアムの見取り図が用意されていて、常設展をクリックすると3Dで隣のGALLERYⅠへ移動する。まず目を引くのが1919年のロイヤル・ブルーのゴールデン・イーグル。各作品は上下左右に角度を変えて見られる ようになっている。展示室Ⅱでひときわ目立つのが1963年のブルー・フィッシュ。展示室Ⅲでは最高傑作と言われる1911年の宝石箱兼用の置物など、そして、1908年から100年以上続くイヤー・プレートの展示室へとつながる。最後は内装もシックなミュージアム・ショップで、当然、オンライン・ショップだ。

それぞれの展示自体や説明ボード、展示室の表示など、センスを感じさせるものばかり。しかも海辺のガラス貼りで天井がない建屋の設定も清々しい。3本の波線がトレードマークで、240年近く前のデンマーク王室御用達の製陶所だが、このeミュージアムのセンスに脱帽。仮オープンはしたものの、まだ本オープンには時間がかかりそうな大船渡津波伝承館は、3Dとまではいかなくてもバーチャル伝承館を検討するのもいい。初歩的なCGでも、見よう見真似でチャレンジ してみたくなった。
ロイヤル・コペンハーゲン・ミュージアムはこちら…
http://royalcopenhagenmuseum.jp/