実は45年前、ユージン・スミスやロバート・キャパに憧れ、ライフ写真講座の本を15冊も購入して勉強したことがある。しかし次第にカメラの興味は16㍉カメラに移り、河田町のテレビ局に出入りするようになり、ついには、横浜で完全にヤクザなテレビ屋になってしまった。
62 歳を過ぎて、まさに60の手習い。ヤクザな商売からは足を洗ったので、この際初心に戻ってきちんとスチールに向き合おうと思い、facebookのイベン トページに参加表明したら「福島俊彦さんは趣味の写塾に参加する予定です」と友達のニュースフィードに出たのだろう、浅草で準優勝したサンバチームのアプ リアーラから、SOHO運営会社の社長、吉田町の占い師、外国人プロデューサーの秘書、コンサートプロモーターの社長、企画制作会社の代表にプロシンガー や、古巣のスイッチャーと元部下にまでいいね!を押されてしまった。
これは一体みんな何を期待してるのだろう。余生を好きな写真で過ごしなさいよとあたたかくエールを送ってくれていると信じたいが、便利な記録屋が腕を磨け ばますます便利に使えると思ってのことかもしれぬ。まぁ、いいや。下手な写真で無理やり「味がありますねぇ」なんて言われるより、少しはマシな写真を撮れ る方がいいに決まっている。…で、がんばった結果がこれである。
自分のカバー写真にちょうどいい横浜っぽい画が撮れたは、自然な表情をとらえる名人のマッキー先生にプロフィール写真にピッタシの写真を撮ってもらえたは で、大収穫の日だった。nitehi worksは築50年近い旧日専連・横浜専門店会のビルをリノベーションしたスペース。金融機関であったため大きな金庫があり、その扉に「廣武製」と入っ たエンブレム、横濱の文字がいい。そしてこの3階のガランとしたイベントスペースで椅子に座った人物の撮り方も教えてもらい、私のEOS Kissでマッキー先生に直に撮ってもらったのがプロフィール写真。大事に使わせてもらいます。
<プロフィール写真変更しました>のお知らせにはいいね!を 284、コメントを
(お知らせの説明文)実は初めて一人のところを、川名マッキーさんに撮っても らいました。11年1月にfbをスタートして以来、co okieやkinakoやジェンクスさんと一緒のプロフ ィール写真だったのが、やっと独り立ちできたのかな。で も、私の右側が空いていますね。