2023年3月23日木曜日

濃霧のなかに咲く山桜を撮ってみた

きょう23日の #濃霧(視界100m以下)のなかに咲いていたすぐ裏の #山桜。ピントや明るさの調節は到底人間の眼にかなわないと思いながら撮影しているが、 #ホワイトバランス の能力にも驚かされる。光源が日中の #5600K#ケルビン)でも、白熱球の #3200K でも白をきちんと白に見せてくれるからだ。だがこの写真、あえて3200Kで撮ってみたら、霧にかすむ山桜が少し幻想的になったのでありがたい。視界1km未満が #霧、10km未満が #靄 という気象用語に対し、 #霞 は文学的な表現なので数値化できていないともいう。 #安針台 の裏山を見ていると改めていろいろ発見できてうれしい。Likes:168 Comments:5 Share:2
 

5600Kで撮るとこうなって、何とも味気ない。日中の日陰や蛍光灯などは色温度が高く、青みがかるのでシリアスなシーンに適していて、炎や電球、日没などの光源は色温度が低く、暖かみが増すので、ノスタルジックな雰囲気を出す。ただ、室内光がメインのところに外光が入ってくるような場合は、ホワイトバランスを取るのが難しいケースがあるが、数値に頼らず、自分の眼で判断するしかない。

【霧】
【靄】大気中の水蒸気が凝結し水滴となって浮遊し視界が悪くなる気象現象。
【霞】空気中に水滴、ちり、煙などが浮かび、白っぽくなったり、ぼんやりと見えたりする現象。