ジャケットも入稿したので、いよいよあしたはカッティング。全ての基になる盤に音を刻む作業で、ラッカー盤をつくり、ラッカ―盤(溝が凹)→マスター盤(凸)→マザー盤(凹、ここで音の確認が出来る)→スタンパー盤(凸、大量生産の元)→LP盤(凹、完成品)という工程になる。
詳しくは…http://chigusa-records.jimdo.com/staffblog/ 「アジア唯一のアナログレコード工場潜入記」を。カッティングのもようも近々レポートする。
白状すると、ライナーノーツの表のタイトル+三段組みは独自のものだが、実は裏は穐吉敏子の「孤軍」のレイアウ
トを参考にした。写真を多用するのも表面をマネているが、表の雰囲気は大分違うので許してもらいたい。ジャケットの写真を見てヘレン・メリルみたいだと何人も言ってたので、引っ張り出してみた。よく見ると顔の角度まで一緒だ。この業界も、放送業界もパクりが横行しているが、クリエーターの端くれに名を連ねるからには、参考にとどめないといけない。そういう意味でレーベルはちょっと冒険してみたが、ブルーノートのあの扇形の切り方には到底追いつけない。