役所や森ビルとの縁はないキタナカだが、ここ1ヵ月の北仲通再開発の動きに触れないわけにはいかない。11月8日に市庁舎整備計画の3案4パターンが出揃い、横浜市は11月末、北仲通南地区案とする方針を決めたたようだ。これを受けるように、森ビルなどは中断していた北仲通北地区の開発事業にめどが立ったと、けさの神奈川新聞は報じている。秋には断念するか継続するかの判断を表明すると言っていた森ビルだが、やはり役所の動向を見ての結果だろう。20カ所に分散した機能が集約されて利便性が高まり、森ビルなどにより北仲通の存在感が増すことは歓迎なのだが、旧市庁舎に大学を本当に誘致できるのか、関内に空いてしまう年間20億円分のテナントが埋まるのか、などの疑問は尽きない。北仲通の元住人として刮目して横浜の10年先を見て行かなければと、思いを新たにした。
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市庁舎移転計画が「北仲通南地区」に決定したと報じた11/30付の神奈川新聞(左下)と12/1付の朝日新聞
市庁舎整備計画3案4パターンが出そろったことを報じた11/9付の朝日新聞と神奈川新聞(右下)